WEB 全学労連 |
08全交流いなわしろ 案内 |
おーい 磐梯山よ そこから僕の学校が見えるかい どんなことをしてもこの学校を残そうよ ここで生きていくよ
教育を金儲けの道具にさせないぞ |
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この春、福島県では15の小学校が消滅した。市町村合併の影響が大きく、今後更に5年間で25校程度の小学校が廃止されるというのだ。ところが東京では「夜スペ」と称し、「出来る子」だけが、「学校で、塾の講師に、格安で」特別な授業を受けられるという。
過疎の地では「小規模学校は非効率」と「適正な学校規模」を強要され、小学生は毎日途方のない遠距離通学をしている。そして都会の子供は、「公立学校で、選抜されないと授業を受けられない」ところまできてしまっている。
これは、学校を「民間の手法を取り入れて経営する」ことや、「教育の民営化」(学校に市場原理を導入し、競争を激化させ、教育を金儲けの道具にしようとするもの)を至上命題にしている「新自由主義教育政策」の矛盾が地方と都市都でいっぺんに噴出している。
学校事務職員にとっても無縁ではない。「共同実施」は、ミニ事務研ではないことは明らかになり、「出世」に夢を抱いた諸君の幻想は打ち砕かれた。教育事務所統合の余波を受けているし、学校事務職員の非正規職員化も進んでいる。また「生涯賃金3級頭打ち」など労働条件の悪化も更に広がろうとしている。
そんな時代に、私たちは「安心して学校事務職員として生きる」ために、何に立ち向かい、何を得ていけばよいのか。
この夏、全国学校事務労働者交流集会は福島県で開催されます。磐梯山の麓、猪苗代湖湖畔で、「これからの生き方」を討論しましょう。
文科省や教育委員会サイドから、教員の多忙化解消を口実として仕事を増やすよう迫られ、また、財政削減を迫る財政当局からは人件費削減を迫られ、その両方の要求を満たすものとしての「共同実施」が広がりつつあある。一方、賃金水準の低下、人事評価制度導入など人事管理の強化も画策されています。
これらの情勢を生活者の視点から見極め、学校事務職員としてどのように捉え、どのように考え、どの世に対処していくのかを刺激的に提起し、参加者で意見を交わすための素材を提供することを試みます。
共同実施による学校事務職員制度の変容、行政合理化に伴う非正規雇用者の増加、賃金構造の変化、人事評価の拡大などめまぐるしく変わる私たち学校事務職員の今後を見据え、今後に備えるための意見交流のコーナー。
今や多くの自治体に広まった感のあるコンピュータ労働。この間その実態や問題点に焦点を当てて論じられることがなかった。今回、その実態調査を分析しながら、今後に向けた課題を探る分科会。学校事務の共同実施で起きている問題点も具体的に掘り起こし、合わせて、参加者の仕事環境についての経験交流をフランクに行う。
学校事務の共同実施で起きうる民間委託や、講師派遣やテスト・補修など学校に入り込む民間委託等の学校の市場化の現状を報告し合いながら今後の対応を模索する分科会。
県・市・町・村関係事務処理がどのような形で行われているか、また、それがどのような課題があるのか、各地のアンケートを集約した報告。
強行導入された共同実施の実態を批判的に報告する。
目まぐるしく変化しつつある教育、学校、学校事務の様相を具体的に解析しながら、今後に向けた取り組みの提案も。
人事評価制度を恣意的な職員管理強化に利用させないために、具体的に取り組んでいるところの経過報告を行う。
分科会での情報交換で利用するために各県から自主的に提供される資料。
・「学校事務の共同実施の現状」
・各県「組合ニュース」
国民宿舎 翁 島 荘 | |
所在地: | 福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山1048-14 |
電話: | 0242-65-2811 |
交通: | 磐梯東都バス「長浜」下車徒歩5分 磐越道猪苗代・磐梯高原ICから8km |
福島県学校事務労働組合(ふくじろう) | |
Eメール: | fukujiroo.1992.05@nifty.com |
ファックス: | 0243-22-6798 |
参加費: | 12,000円(1泊2食懇親会費込) 集会資料のみ 2,000円 |
郵便振替: | 『全学労連』00160-6-34582 |
申込締切: | 6月30日(月) |
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